小田原アウトロー外伝 戦いの挽歌

 
水商売で生きてきて20年
地元小田原に返り咲き男が目にしたもの
それは『衰弱しきった小田原』。
行政の『小田原活性化』を何度も耳にしてきたが
街に活気がなく、夜の繁華街では若者が行き場もなく騒いでる
昼の表面は元気に見えるが、内面である夜は終わりかけてた

そんな時、男は2人の人物と出会った

1人は街外れの小料理屋の店主
お店の宣伝をしたいのだが、観光地ならではの広告費高騰問題
本当に良い店が知られずに、消えていく今
金のある大手だけが生き残り、駅前周辺しか活性化されていないこの現実

もう1人は同じ水商売のBARのマスター。
夜に人を呼びたいのなら
『平塚・箱根から夜中も走る無料シャトルバスを走らせれば良いんじゃないか』と
それぞれが、全く違う視点で『活性化』を掲げる

でも、もちろん行政の視点は『昼』目線でしかできないのだ
ならば、夜目線の自分がと
昼の人間に挑戦状を叩きつける
『本当の活性化』とは 自問自答しながら
今までには無い『視点』で、戦いの狼煙を揚げた!地元愛を胸に

しかしその道程は茨で険しく、立ちはだかる『それ』に
 
 
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